「杜の棲家」の新住人に試練?

杜の棲家に住む猫

試練というか、我々夫婦の無知が招いた災難…

晴れて新住人となったテトラ君とモノ君は相変わらずプロレスと運動会で「杜の棲家」中を賑やかにしてくれています。

何も知らずに…

彼らを引き取るためのトライアルでドタバタしているうちに梅雨は明け、夏に突入しました。エルニーニョ現象と温暖化で気温が記録史上最高になると予想されている今年の夏…ホントに身体が溶けそうなほどの猛暑が続いています。

そして世間はお盆休み。
我々夫婦はお盆に帰省しようと考えています。

で…その間テトラ君とモノ君はどうするのか?
猫の里親になることを検討している時、そもそも留守番ができるのかという課題がありました。

結論から言えば、猫は留守番ができる。

妻の話、譲渡会の方々の話では、猫は留守番ができるそうです。
というか猫は1日16時間くらい寝てるからほとんど寝てるだけっ(笑)
しかも2匹なら寂しい思いもしないだろうとのこと…

ということなので、安心してしまいました…

……

なんて考えが浅はかなのでしょうか…

いやいやいや、しっかり長期で家を空ける時のことも考えていましたよ。
「連れて行けばいいんでしょ。」

…やはり浅はかでした。

更に譲渡会の方々に聞いたところ、猫は環境の変化に敏感で、旅行などに連れて行くとストレスを感じてしまうとのこと。酷くなると体調を崩すそうです。
短時間ならまだしも長時間の移動となるとハードルはかなり高いそうです。
我々夫婦の実家は関東片道6時間…長時間の移動に該当すると思います…

時間を掛けて車に慣れさせ、更に社内を猫仕様にするなどの準備をしたうえで、車中泊の旅行という情報もありました。が、あまりに時間が足りない。しかも車中泊って…帰省という目的はどこ行った…本末転倒(笑)

我々夫婦は考えが浅はかでした…どうしようもなく浅すぎです(笑)

しかし、そのまま手をこまねいているわけにはいきません。
今のところ、経験の浅い我々が思いつく対策案は6つ。

  1. 知り合いに面倒を見に来てもらう。
  2. 知り合いの家に預ける。
  3. ペットシッターにお願いして、世話をしてもらう。
  4. ペットホテルに預ける。
  5. エサと水を大量において留守番。
  6. それでも連れて行く。

消去法でいきます。
「5」「6」は論外。テトラ君とモノ君と我々夫婦がもっと成長したならば、検討の余地はあったかもしれないけれどね…

「1」「2」、恥ずかしい話ですが、仙台とその周辺にこんな図々しいお願いができる友人がいません(笑)

「3」「4」で迷いました。
結局「4」のペットホテルに預けることにしたのですが、譲渡会の方に相談したら、一番猫へのストレスが少なくて済むのは「3」。次点が「4」だそうです。

生活環境の変化を少なくできるため、ペットシッターにお願いするのが猫にとって最善であることは理解できます。
ただ、プライバシーとセキュリティについてがどうしても課題でした。
課題というより気持ちの問題…きっとこれからも踏み切れないだろうな…

そうと決まれば、早速ペットホテルを探さないと…、動き出したのが遅かったので空きがあることを祈るばかりです。

近くのペットホテルを調べると何とか1件のペットホテルが見つかり、口コミも悪い評価ではありませんでした。
生後4か月くらいの子猫を預かってもらえるかも不安だったので、見学を兼ねて事前にそのペットホテルに相談へ…

ホントは生後6か月以上であることが望ましいけれど、ワクチンを2回接種していればOKとのこと。
助かりました。

「動物大好き過ぎっ!」という感じのオーナー(だと思う人)と比較的冷静(を装っているけど「動物大好きぅ!」って感じ)の従業員のお二人に色々聞かせてもらい、大好き過ぎが滲み出ているのが逆に不安(笑)ではあるものの、しっかり世話をしていただけそうなので、お願いすることにしました。

お願いするにあたり、ペットホテルに滞在している間に食べる分のエサ、彼らのニオイが付いたトイレの砂を少し、そのほかに彼らがいつも使ってニオイが付いたものを当日持ってくるように言われました。
あとワクチン接種証明書も…

ということで我々が帰省している間、テトラ君とモノ君が餓死する心配はなくなりました(笑)
とはいえ、テトラ君とモノ君が不安にならないように準備はぬかりなく。
…なんか荷物が多すぎる気もしますが…(笑)
初めての御泊りなので何が必要で不要なのか分かりませんし、テトラ君とモノ君が病気になってしまっては元も子もありません。
お盆が近づくにつれて緊張してきました…我々夫婦が(笑)

そしていよいよ当日…
心配ですがテトラ君とモノ君のため、ペットホテルにお願いするしかありません。
後ろ髪を引かれる思いで預けてきました。

ペットカメラが設置されているペットホテルで、ペットの様子をいつでも見るようにしてくれていました。我々夫婦は暇さえあれば見ていました(笑)

しっかりと世話をしてもらえており、そこは安心していたのですが、テトラ君とモノ君のやんちゃぶりが発揮され、世話をしてくれている人を翻弄していました(笑)
お騒がせしました。

……

帰省から帰ってきて、引き取り日…
主人…じゃなくて奴隷たちの身勝手な理由でテトラ君とモノ君は外泊という試練…と思っていたのは我々だけ(笑)
夜泣きをしたり、ストレスで体調を崩してしまうのではと心配…していたのは我々だけ(笑)

知ってましたよ。
心配なんてしてませんよ。

なんとなくそんな気はしていました(笑)

テトラ君とモノ君は仲良しでいつも一緒。
もう一方の姿が見えないと不安そうにしますが、2匹一緒なら不安もかなり軽減されるみたいです。
もちろんお世話をしてくれたペットホテルの方のおかげでもあると思いますので、感謝しています。

とはいえ、環境の変化でとても疲れていると思うので、テトラ君とモノ君には「杜の棲家」でゆっくりしてもらいしょう。
頑張ってくれて、ありがとうね。

「杜の棲家」に帰っても、疲れた様子もなく遊び続けていました。

今回学んだこと…

  1. ペットホテルに預けるなら、可能な限り早く予約する。予約できなければ路頭に迷ってしまう。
  2. ペットベッドは不要、小さめのクッションがいいかも。ほとんどケージの中にいることになるので、ペットベッドに限らず、本人たちのニオイの付いたもので安心してもらおうと思っても、大きなものはケージに入りません。
  3. おもちゃはあまり沢山あっても意味がない。ペットホテルにもあるし、そんなに遊んでない。
  4. 伝えたいこと、準備しておくモノはリスト化しておいた方がいい。伝え忘れがない。普段から準備しておいた方が漏れもない。
  5. うちの子は強い…人見知りしない…遠慮がない…。人見知りしないのはいいことだけど、ほどほどに…

ということで、テトラ君とモノ君(と我々夫婦)に降りかかった夏の試練でした。

では、また…

コメント

タイトルとURLをコピーしました