「感覚ミュージアム」は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった、持っている”五感”をテーマとするミュージアム。
感覚体験を通して感性を磨き、想像力を高めることで、物質文明に生きることで失いがちな「ゆとり」や「心の豊かさ」を取り戻すをコンセプトにしている施設です。
「ダイアローグゾーン(身体感覚空間)」と「モノローグゾーン(空想空間)」の二つのゾーンがあり、それぞれタイプの異なる体験ができます。
また、ワークショップや講座を体験できるコースが複数あり、五日前(コースによっては七日前)に予約できます。
住所:
宮城県大崎市岩出山字下川原町100
アクセス:
電車を利用する場合(所要時間約40分)
JR仙台駅から東北新幹線で古川駅まで行き、JR陸羽東線に乗り換える。岩出山駅で下車し、徒歩約7分。
車を利用する場合
東北自動車道の古川ICから約15分
駐車場:
大型バス/4台、乗用車/約50台
営業時間:
平日 | 9:30 ~ 16:30(最終入館 16:00) |
土日祝日 | 9:30 ~ 17:00(最終入館16:30) |
入館料:
個人 | 団体 | 年間パスポート | |
大人 | 600円 | 480円 | 1,200円 |
中・高校生 | 300円 | 240円 | 600円 |
小学生 | 250円 | 200円 | 500円 |
・幼稚園以下は無料
所要時間(目安):
約1時間(長い人で2~3時間)
以上、基本情報でした。
「あ・ら・伊達な道の駅」へドライブの途中に立ち寄りました。
「感覚ミュージアム」なんて名前からしてちょっと面白そうで好奇心を刺激するじゃないですか~
それに雨天なので、こんな時は屋内の施設がちょうどいい…
入館してすぐに目に飛び込んでくるのはコンクリートのようなグレーの壁…。しかも無数の白線が描かれていました。
この施設の雰囲気的に何か意味のある模様なのかも…芸術センスゼロの自分にはよくわかりません。
きっと分かる人には心に響くのかもしれない…
…と思ったら、こんなものがっ⁉️
手足両方でペダルを漕いで壁に落書き…じゃなくて白線を引いて楽しむ作品「サークル・ン・サークル」でした。
つまり、芸術センスは関係ない…でも、もしかしたら…やっぱりセンスゼロには判断が付きません。
何はともあれ、他では体験できない落書き、じゃなくて……やっぱり落書きが楽しめそうです。
次に見つけたのが、いろんな方法で音を出す作品「創作楽器」。
基本的にはマレット(棒の先端に球体の付いた木琴とか鉄琴を叩くヤツ)で樹脂製とか金属製とかのパイプを叩いて、素材による音の違いを楽しむものみたいです。長さとか大きさによって音階も変化できるので、メロディを奏でることもできる…かも
こちらも自分にはセンスがないので、演奏は…恥ずかしくてとんでもない…
すぐ隣には金属プレートをはじいて、音を出すものもありました。もちろん自分にはメロディを奏でるとかはできませんが、適当にならしていると、昔行ったことのあるるタイとかの寺院で漂っていた雰囲気を思い出しました。
この後の作品は写真撮影禁止のエリアになっていたため、写真でお伝え出来ませんが、どれも「五感」に働きかける他にない体験をできるものが続きました。「感覚ミュージアム」のホームページで一部の写真が見られるので、ぜひ確認してみてください。
特に印象に残ったものを…
「エアートラバース」は天井と足元以外が鏡になっていて万華鏡の中にいるような不思議な感覚になりました。天候によって雰囲気が変わってくるかも…
「ライト3Dスカルプチャー」は新型コロナウィルス感染症対策のため、体験できませんでした。残念~
この後「アースガーデン」「ウォーターガーデン」「香りの森」「ハートドーム」へと続きます。これら全部が「モノローグゾーン(瞑想空間)」というジャンルになっていて、その名の通り穏やかで心が落ち着くような体験ができました。
身体を動かしてはしゃいでみたり、穏やかな空間に身を置いてみたり、他になり不思議な体験ができる施設でした。
鳴子温泉郷や鳴子峡を訪れる際に、この「感覚ミュージアム」と「あ・ら・伊達な道の駅」はちょうどいい立ち寄り場所になりそうです。
今度は晴れた日とか、夕暮れとか、違うタイミングで来ても良いかな…
では、また…
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